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Sustainability

NANO-SAKURA のサステナビリティ

    「サステナビリティ」という言葉。環境問題を語る際、しばしば耳にするようになりました。

一般的には「持続可能な」「持続可能性」と表現されることが多いようです。

NANO-SAKURA は、この「サステナビリティ」という言葉を

「資源の消費やそれに伴う環境への影響が適正に管理抑制され、

広く一般市民の生活水準が長期的に維持持続されること」と定義づけています。

そして、その実現のために、NANO-SAKURA にできることを、

たとえほんの少しずつでも、確実に増やし続けていきたいと考えています。

 環境のために NANO-SAKURA ができること

1.ナノセルロースの特性による環境負荷軽減

2.樹脂素材の機能向上による環境負荷軽減

3.セルロースを材料中に複合化することによる樹脂使用量の削減

4.100%天然バイオマス由来生分解性樹脂の実用化拡大による環境負荷軽減

5.リサイクルによる環境負荷軽減

​6.他の強化繊維材料であるガラス繊維、炭素繊維にはない、ナノセルロース

​  繊維としての特徴による環境負荷軽減

​7.木、植物、廃木材、古紙などのあらゆるバイオマス系リサイクル資源を

  複合することによる地球の資源の有効利用

8.海洋中のマイクロプラスチックごみ問題解決への貢献

1.ナノセルロースの特性による環境負荷軽減

ナノセルロースは、もともと植物の基本構成要素のひとつであるセルロース繊維を、

ナノサイズにまで細分化したものです。植物は大気中の二酸化炭素を吸収して育つため、植物の利用によって二酸化炭素を排出しても、大気中の二酸化炭素濃度には影響を与えません。

つまり、ナノセルロースは、その製造、加工、使用、廃棄の全過程において、環境に与える影響が非常に小さい物質と言えるのです。しかも、セルロースは生分解性を持っています。植物由来のセルロースは自然環境下で水と二酸化炭素に分解されます。自然界の植物は、枯れるとさまざまな微生物によって分解されますが、ナノ化されて比表面積が大きくなったナノセルロースは、自然界の植物繊維やセルロース繊維に比べても、さらに分解されやすいのです。

2.樹脂素材の機能向上による環境負荷軽減

素材の樹脂の機能を向上させることで、さまざまな環境負荷軽減効果を得ることができます。

まず、素材の強度を上げることで、製品そのものの耐久年数を延ばすことができ、資源の節約に

つながります。また、軽量化を向上させることで、輸送運搬に関わる消費エネルギーを軽減させ

ます。同時に、自動車や航空機の燃費の向上を図ることも可能となります。さらに、 低熱膨脹性や耐熱性寸法安定性の向上によって、製造過程での環境負荷の軽減に貢献することができます。このように NANO-SAKURA は、原料樹脂素材の機能向上によって、製品の製造から、

加工・使用・廃棄に至る、すべてのプロセスでの環境負荷軽減に、確実に貢献できているのです。

※これは、100%天然バイオマス由来生分解性樹脂だけでなく、石油系樹脂とセルロースナノファイバーを複合化した場合の特徴です。

3.セルロースを材料中に複合化することによる樹脂使用量の削減

樹脂は、非生分解性プラスチックにしても、一部の生分解性プラスチックにおいても、原料が石油である材料もたくさんあります。セルロースを混合して原料として使用することにより、この石油使用量を減らせることができます。

※これは、100%天然バイオマス由来生分解性樹脂だけでなく、石油系樹脂とセルロースナノファイバーを複合化した場合の特徴です。

4.100%天然バイオマス由来生分解性樹脂の需要拡大による環境負荷軽減

弊社の100%天然バイオマス由来生分解性樹脂は、通常のプラスチックと同様に使うことができ、使用後は微生物の働きで、最終的に水と二酸化炭素に分解されます。このような生分解性樹脂は、強度や大量生産が難しいのですが、セルロースナノファイバー複合化技術などに

よって、樹脂機能が増すことで、これら100%天然バイオマス由来生分解性樹脂の実用化が、急速に広がる可能性があるのです。NANO-SAKURA は、このような限りなく環境に優しい、生分解性樹脂材料の実用化促進という点でも、環境負荷軽減に大きく貢献しています。

NANO-SAKURA による
実用化促進
天然植物由来の
​セルロースナノファイバー
100%天然バイオマス由来
生分解性樹脂
循環形社会の実現に貢献
​セルロースナノファイバーとグリーンプラスチックの複合化

5.リサイクルによる環境負荷軽減

NANO-SAKURA には、同じ樹脂強化材料である、ガラス繊維や炭素繊維に比べ、

リサイクル活用が容易だという優位性があります。今後、弊社でも研究開発を続け、最終確認することが必要ですが、廃プラスチックを使って再び成型品を作ろうとする際、弊社のナノレベルまで細分化されたセルロースナノファイバーが複合化された材料は、混錬過程で強化繊維が粉砕されることなく、強度を保つことができるという可能性があります。

※これは、100%天然バイオマス由来生分解性樹脂だけでなく、石油系樹脂や廃プラスチックとセルロースナノ

ファイバーを複合化した場合の特徴です。

6.他の強化繊維材料であるガラス繊維、炭素繊維にはないナノセルロース繊維

  としての特徴による環境負荷軽減

NANO-SAKURA には、同じ樹脂強化材料であるガラス繊維や炭素繊維などに比べ、1つ大きく明らかな優位点があります。それは、セルロースナノファイバーが、生分解性の強化繊維材料であるということです。この特徴を利用すると、生分解性樹脂と複合化した時に、100%生分解性樹脂材料ができることになります。生分解性樹脂とガラス繊維や炭素繊維を複合化して、機能性を向上させることは可能ですが、その材料は100%生分解性材料とはなりません。

これが、NANO-SAKURA が最先端材料たる理由なのです。現時点で、このような材料を製造販売しているのは、世界でも弊社だけです。この大きな特徴により、結果的に生分解性樹脂の需要を促進することができます。

7.木、植物、廃木材、古紙などのあらゆるバイオマス系リサイクル資源を複合すること

  による地球の資源の有効利用

弊社では、廃木材、間伐材、木粉、竹、キャッサバカス、バガス、サトウキビカス、ヤシガラ、古紙などの、あらゆるバイオマス系リサイクル資源、バイオマス系廃棄物を複合化した生分解性樹脂も作っており、地球上の資源を有効活用します。このようなバイオマス系廃棄物は、世界中で毎日大量に排出されており、それを処理するためにコストがかかっている場合さえあります。

弊社では、このようなバイオマス系廃棄物を使用し、限りある天然バイオマス資源を、無駄なく使用する努力を惜しみません。

8.海洋中のマイクロプラスチックごみ問題の解決への貢献

石油化学に基づいた発展に伴う環境中のプラスチックごみ、特に海洋中のマイクロプラスチックごみ問題は、人類自らが引き起こした、地球環境、生態系を破壊する深刻な問題です。

生分解性プラスチックには、厳密にはいくつかのグレードがありますが、最も望まれるものは、海洋中でも生分解するプラスチックです。

GSアライアンス株式会社では、特に海洋においても、完全に生分解する新素材を、鋭意開発中です。